ブリスベン(オーストラリア)の Japan Cultural Dayに本部教室の生徒が参加しました(東京支部)
東京の小原流会館で開校している本部教室「小原流ビギナーズスクール」では、新型コロナウィルス感染拡大をきっかけに、ビギナーズスクール社中限定でオンラインレッスンを開催しています。
当初の開催目的は教室の密を避けるための施策だったのですが、遠く離れた場所にお引越しされた方や海外転勤が決まりいけばなが学べない環境の方にもお稽古を継続いただけることから、現在もオンラインレッスンを開催しています。
2022年8月に、海外からオンラインレッスンを受講している林春翠さんが、オーストラリアでいけばなデモンストレーションを行いました。
「小原流の事務局報」にて、その様子を紹介させていただきます!
ここオーストラリア第3の都市ブリスベンでは日本総領事館主催の Japan Cultural Day(日本文化の日)というイベントが毎年8月に行われています。今年は3年ぶりの開催ということで、会場であるマウントクーサの日本庭園は大変多くの方々で賑わいました。
ブリスベンの小原流スタディーグループも当日は恒例のいけばな展示とデモンストレーションを行い、日本文化紹介の一翼を担わせていただきました。
オーストラリアの方々もいけばなに大変興味がおありのようで、展示花を何枚も撮影されていました。
デモンストレーションでは小原流の歴史を簡単に説明しながら盛花と瓶花を1作ずついけました。
盛花は華やかにということで、主枝はユリ、客枝はバラ、中間にカーネーション、ゼラニウム、かすみ草を使って5種の多種挿しを、瓶花はハシバミの枝と菊、ルスカスでシンプルに仕上げました。1作品完成する都度 "Beautiful!"の声や拍手をいただき、私も大変勇気をもらいました。
剣山や花器に興味を持たれる方も多く、「剣山はどのくらい重いのか実際に持たせてほしい」、「どこで買えるのか」などの質問も多く寄せられ、また「生け花を習ってみたい」という方々からのお問い合わせもありました。
日本庭園という屋外でのカジュアルなデモで、皆さんリラックスしながらも非常に熱心に聞いてくださいました。仕上がった展示花を見るだけではなく、デモで実際に出来上がっていく過程を見るのがとても面白かったとの声も多く、お天気の良い日曜日の午後、日本の生け花をご家族で楽しんでいただけたのは大変嬉しいことでした。

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