外国人観光者向け1DAY体験レッスンVol.2
コロナが明けて海外から旅行者が多く訪れていますが、小原流の本部にも「来日の際に日本の伝統文化を習いたい」というお問い合わせが増えてまいりました。そこでレッスンを引き受けてくださった先生方のお話しとその様子を数回に分けてご紹介いたします。
京都府
講師・教室 | 京都支部 支部長 赤尾牧子先生、副支部長 山内豊栄先生、村上主水先生 |
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場所 | 上京区東三本通り丸太町 圓通寺 |
日時 | 2023年8月12日 |
国・人数 | 中国山東済南市 Ohara School of Ikebana Jinan Jiu Mu Sheng Study Group 13名 |
中国のOhara School of Ikebana Jinan Jiu Mu Sheng Study Groupの方々が「京都で文化の旅をする」という目的の中「小原流の講習を受けたい!」「受けられたらとても光栄に思います!」と熱のこもったご依頼を代理店を通して本部に頂きました。
京都支部の支部長 赤尾先生にご相談し、お盆真っ只中の日程ではありましたが、京都府の景観重要建造物に指定されています圓通寺でレッスンができるよう調整していただきました。
当日は全身白の洋服で揃えてお見えになり、【気持ちを真っ白にして新しいことを学ぶ】という気持ちを表しているとのことで、先生方に敬意が感じられる素敵なお心遣いに感動いたしました。
終了後、支部長 赤尾先生にお話しを伺いました。
Q.資格をお持ちの方から初めての方まで13名いらっしゃいましたが、どのようにレッスンされましたか?
資格ごとに3グループに分け、それぞれに講師1名が付き指導いたしました。
Aグループ→ 資格:3家・4家 5名 色彩様式菊533
七宝使用 丸水盤
B グループ→ 資格:師範1 入門 3名 色彩盛花直立型 小判水盤 グラジオラス3 菊3
C グループ→ 初心者 5名 花意匠たてるかたち 色々な形の器 パンパスグラス3 菊3 シネンシス1
Q.花材選びについて、
お持ち帰りされると言うことでしたので、ある程度 保ちが良い花材を選びました。その中で 日本らしい花材であること、時期的に入荷しやすいもの、指導したい花型に合うもの、予算等 花屋さんと相談して決めました。
Q.話を受けて事前に用意してた物はございましたか?
小原流いけばなの概要、花型等、わかりやすく纏められた資料を皆さんにお配りするため、
Q.教えてみていかがでしたでしょうか?
中国の方はとても熱心だと思いました。説明をしっかり聞き、時間内にキチッといけあげられ、とても喜んでくださいました。通訳の方がお一人で、一斉教授の時は通訳
最後はまた来たいとおっしゃってくださり、私も機会があれば中国の小
日本の伝統文化である小原流のいけばなを海外の方に知ってもらうとても良い機会だと思います。次月では東京での1DAY体験レッスンの様子をお届けいたします。
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