全国支部紹介!vol.5-2 札幌支部
若い力が札幌支部を支えています
₋若い人達の力で支部運営を便利にしている、ということは、若い支部役職者も多いのでしょうか少しずつ、増えております。札幌支部の許状申請数が増えた一因は、若手の育成に力を注いでいることです。
いわゆる「ご褒美研究会」と言うのでしょうか、今年の8月には家元に指導に来ていただけることになっています。
もちろん上の資格の許状申請がまとまったことも多いのですが、伝統文化親子教室を上手く活用しています。教室が盛り上がっているから、お手伝いが必要です。そこに若い会員を起用して、許状申請に繋げています。そうして専門教授者になっていただきます。
伝統文化親子教室については、後ほど小野洋子先生(この人に聞く!vol.3にて紹介いたします)から詳しく伺ってみてくださいね!
高齢の先生が引退を考える時も、そういった若手の専門教授者に上手くバトンを渡して、世代交代しています。その結果、支部の幹部・準幹部は40代も多く、若返っています。
支部事務運用の話に戻りますが、デジタル化を推進しているのも大きいと思っています。まだ紙での管理が支部事務の基本だったら、例え若手を育てても支部役員まではなっていないような気がします。
その他、札幌支部は支部事務があいているときに教室の貸出しも行っています!道具あり、格安でお貸ししているので、そうしたことも役に立っているのではないかと思っています。
若手役員の活躍についても、ぜひ紹介させてくださいませ!
大学時代の思い出と支部のこれから
₋ぜひ若手役員の皆さまも紹介させてください!藤谷先生の個人的なお話も伺わせてください。先生のHPを見ていると出身大学も記載されておりました!支部の話とは全く関係ないのですが、思い出のエピソードはございますか?
大学時代、選挙のアルバイトに参加したことがございます。
選挙のアルバイトは大学の放送部が行うという習わしになっていたのですが、放送部の都合なのか、人数の関係なのか、私に声がかかりました。
選挙速報を二人交換制で、朝まで行うというアルバイトでした。一緒に参加した方はフォークシンガーとしても活動しているとのこと。もしかしたら既に活動されていたのかもしれません。
「今度コンサートをやるんだ!」なんて話をしていたのを覚えています。
ごくごく普通の女の子で、頑張ってね!なんて声をかけたりしたのですが、その人がその後大活躍する中島みゆきさんでした。
こんな風に、いけばな以外の話も広がるので、HPなどで情報発信していると楽しいですよ(笑)。
-HPを拝見していなければ、お伺いできないエピソードだと思いました。最後に、札幌支部のこれからについてお伺いさせてください。
コロナ禍が落ち着いてまいりましたら、札幌支部で運営しているビギナーズスクールを再開したいと思っています。
メインターゲットの30代・40代・50代前半の人達にいけばなの魅力を発信するにはどうしたらいいのか!数ある習い事の中でいけばなが人気上位に食い込むにはどうしたらいいのか!などなど、私達の世代では全くわからない、別世界のことがございます。
そうしたことはどんどん若手に任せて、できる限りの応援をしたいと思っています。
そうやって若い人達に積極的に活動してもらうことが、支部を活気づけることに繋がると信じています。
今年は札幌支部創立95年です。100周年に向けて支部会員一丸となり頑張って行きます。
支部の活動や出張挿花
新年初会(会食はなし)を開催
・
2021年度支部研究会表彰式
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札幌支部所属の研究院講師若山先生と青山先生のデモンストレーション
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別室での希望者による初生け
大変好評で、それぞれを無事開催できたこと安堵いたしました。
2月定例研究会はコロナウイルス感染拡大で残念ですが中止となりました。
3月より 感染対策を充分に行いながら順調に開催されています。
札幌支部記念花展に向けて
9月には3年ぶりに札幌支部花展を予定して、開催に向けて準備をしております。
北海道地区合同青年部作品展が2020年・2021年と中止となり、2022年青年部の活動が終了となりました。
構想を練り、あたためていた作品を9月開催のみんなの花展に発表すべく最後の仕上げにとりかかっています。
千歳支所の支所花展
千歳支所は6月に支所花展を開催することができました。季節感あふれる花展で会員の方の喜びが伝わってきました。
札幌文化団体協議会 いけ花部門
2021年8月20日~22日札幌文化団体協議会 50回フェステバルいけ花部門に参加致しました。
「かでる2.7」の正面玄関ロビー展示
北海道立道民活動センター [かでる2.7] の正面玄関ロビーにいけばなを展示いたしました。
京王プラザホテル札幌
「京王プラザホテル札幌 40周年記念」ロビーに展示しました。
さっぽろライラックまつり(大通会場)
「さっぽろライラックまつり(大通会場)」に展示しました。
昨年ですが2年ぶりに開催されました
第58回全道いけ花美術展
第58回全道いけ花美術展に小原流札幌支部から22名参加いたしました。
伝統文化親子教室
札幌支部の活動で素晴らしいと自負しているのは、文化庁の伝統文化親子教室です。21教室開催されています。教室を開拓した先生から次世代へ引き継がれ、教室でのお手伝いを頼まれた若い方がやがて専門教授者になり、教室運営を任されるまでになっていることです。
若い専門教授者が育ち、初等科申請が多いのはこの活動のおかげだと考えております。
支部長の藤谷先生のインタビューの際、隣には副支部長2名、そしてオンラインで別途インタビューをさせていただいた小野洋子先生が参加してくださりました。参加者全員笑顔の絶えないインタビューで、先生のおっしゃる「札幌支部はとにかく仲良し!」という言葉をそのまま拝見させていただけた気持ちでした。また先生の「若い人達がこれからの札幌支部を作ってくれています。ぜひ紹介させてください!」という声に応えて、札幌支部の若手の皆さまの紹介もさせていただくことになりました。
先生の前向きな姿勢に、元気をいただけました。
お忙しい中インタビューに参加くださった先生方、誠にありがとうございました!
小原流札幌支部
本年度で創立95周年を迎える小原流札幌支部
札幌駅のすぐ近くにある、北海道建設会館に事務所を構え、研究会もそちらで開催されています。
札幌支部の詳しい情報は札幌支部HPよりご確認いただけます。
札幌支部HPはこちらから
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