「第1回専科」を開催しました

開催場所 | 大阪・小原流研修会館 |
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開催期間 | 2022.03.12 ~ 2022.03.12 |
3月12日(日)、大阪・研修会館にて「第1回専科」を開催しました。
今回から、一日にさまざまな挿法でいけるスタイルになった「専科」。
新型コロナウィルスの影響で参加者は少なかったものの、そのおかげで先生に質問する時間も充分に取れ、参加された皆さんは充実した時間を過ごすことができたようでした。
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今回のご指導は、小原流研究院教授 川上裕之先生。
1時間目 琳派調いけばな からスタートです。
琳派調いけばなは、琳派絵画を背景とした意匠的ないけばなです。
絵画をいけばなに取り込むという斬新さ、琳派という日本ならではの美意識をテーマとする現代性などから、小原流いけばなの表現の中でも非常に人気があります。
れんぎょう ぜんまい 椿 都忘れ キキョウラン
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2時間目は 文人調いけばな。
文人調いけばなは三世家元 小原豊雲が琳派調いけばなとともに提唱した表現で、中国の文人趣味、日本に伝わって江戸時代後期に花開いた文人画や文人花の要素を取り入れたものです。
木蓮 糸芭蕉 ばら
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講座の締めくくりは 写景盛花自然本位 です。
写景盛花自然本位は、花材の出生・環境・季節感をふまえ、主観を交えて景観美を表現する挿法です。
「自然を眺めて受けた感動をいけばなに表現する」といった、小原流いけばなにおいて特に重要といえる表現のひとつです。
山桜 芽出し木苺 菜の花 錦紅花つつじ 山しだ
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日ごろ疑問に思っていることを質問したり、じっくり学びたいところを説明してもらうことができるのも、マンツーマン形式の専科ならでは。
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専科に参加して、普段のお稽古とはひと味違ったお花と仲間に出会ってみませんか。
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第2回専科〔 5月22日(日)〕のご指導は、
小原流研究院教授 横東 宏和 先生 ・ 同助教授 井上 松影 先生です。
第2回専科お申込み受付中です。参加ご希望の方は
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皆さまのご参加をお待ちしております。
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