2023年地区別教授者研究会&研修士研修会後半ダイジェスト
開催場所 | 札幌・岡山・仙台・東京 |
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開催期間 | 2023.06.01 ~ 2023.10.31 |
2023年6月~10月に開催された地区別教授者研究会、そして研修士研修会の様子をダイジェストでお届けします!
研修士資格や研修士研修会についてはこちらをご覧ください。
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北海道(札幌)
北海道地区は、6月25日(日)に開催されました。
指導は小原流研究院教授の菊池瑞月先生、助教授の宮原尚美先生、講師の若山翠美先生が担当いたしました。
研修士の皆様には「写景盛花自然本位」と「小品花」が出題されました。写景盛花自然本位には近年不作が伝えられている夏はぜが、そして小品花には実付の枇杷が使用されました。異常気象等の影響を受けて花材選びが難航したものの、札幌支部担当花店のご尽力により使用が叶い、充実した研修会を開催することができました。
地区別教授者研究会の参加者も採点待ちの間に研修士の皆さまの作品を見学されていました。
和気藹々とした雰囲気の中で、地区別教授者研究会の盛花の寸評もお受けいただきました。
中国地区(岡山)
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中国地区は7月30日(日)に開催されました。
指導は教授の川上裕之先生、 助教授の小見山峰泉先生と講師の村上尚子先生が担当いたしました。
中国地区で開催された研修士研修会にはなんと、約20名の研修士がご参加くださいました。 これまでよりも近くの会場で受講いただけることにメリットを感じていただけたのではないかと思います。 研修士研修会では受講者数が増えても瑠璃角花瓶や白釉小判水盤など、支部定例研究会などでは出会うことのできない器もご用意しています。
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東北地区(仙台)
東北地区は、9月9日(土)・10日(日)に開催されました。台風13号の影響で9日は筆記試験なし、午後からの受講に変更となりましたが台風による大きなトラブルも起きず、両日とも多くの方に御参加いただきました。
指導は教授の工藤亜美先生、助教授の荘加ひとみ先生、講師の平吹和香先生にご担当いただきました。
研修士研修会は23年いけばな花材を守るプロジェクトで本年度全国支部におススメした写景盛花様式本位「秋の燕子花・河骨」が出題されました。また、様式本位で扱った燕子花を写景盛花自然本位にいけかえて1つの花材で二度お稽古を楽しんでいただきました。
地区別教授者研究会の瓶花では初日の主材が枇杷、二日目にきささげと非常に難易度の高い花材が出題されました。 盛花は初日にそけい、二日目にモンステラが主材の「基本の盛花花型」が出題され、担当指導者にそれぞれ細やかに寸評いただきました。
関東信越地区(東京)
関東信越地区(東京開催)は10月14日(土)、15日(日)に開催されました。
指導は副院長の金森厚至先生、 助教授の杼村麻美子先生、講師の伊東真奈美先生にご担当いただきました。
10月を迎えても夏日、真夏日が続いていた2023年。10月中旬ともなれば肌寒くなっているのではと想定されていましたが、心地よい小春日和の中での開催となりました。
研修士研修会では初日に榛の木、二日目にほととぎす、地区別教授者研究会では初日に野いばら、二日目につる梅もどきと秋の花材が出題されました。
関東信越地区(東京)の開催をもって2023年の研修士研修会・地区別教授者研究会の開催は終了となりました。 研修士研修会と地区別教授者研究会の併催は本年度初めての試みでした。 研修士研修会は大阪での単独開催の時よりも、倍以上多くの皆さまにご参加いただくことができました。 よりご自宅に近くの場所で、充実したお稽古をお楽しみいただけていれば幸いです。
また地区別教授者研究会は来年大きくリニューアルをいたします。変更の詳細に関しましてはこちらからご確認ください。
来年も皆さまとお会いできることを楽しみにしております!
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