ニューヨーク支部 Stevens Institute of Technology いけばなワークショップ

2022年3月27日（日）にニューヨーク市内にあるResoboxにて、Stevens Institute of Technology　の大学生２０名を対象に、いけばなのワークショップを開催しました。

同校ではHonors Program と題して学年の違う最優秀の生徒達をターゲットに、ニューヨークで繰り広げられる様々な文化・スポーツイベントの鑑賞、異文化交流体験等を行っており、今回はいけばなの体験に参加してくださいました。

ワークショップはNY支部長の高橋朝映先生による、いけばなの歴史、そして小原流の紹介から始まりました。続いて、花材に非常に美しい色合いの桃と香港アイリスを用いて、全員で「たてるかたち」を学びました。会場では、シニア生徒達のサポートも入り、非常に明るく楽しい会となりました。

嬉しい事にこのワークショップをきっかけに、今後もいけばなのお稽古を続けたいと思ってくださった生徒さんが沢山いらっしゃいました。そして、「忙しい日常の中で、心身ともにリラックスして安らぎを感じる事ができた。」「一番興味深かったことは、始め手にした花材達が生けていく中で、全く違うビジュアル効果をもたらした事。自然を通じて芸術作品を作り上げていくという生花文化は多くの人達に愛されると思いました。」等の嬉しいコメントを頂きました。

４月にはニューヨーク大学の生徒達も参加してくださるそうで、このようにニューヨークで大学に通う、世界中から集まった若者達が異文化交流活動として、いけばなを体験してくださる事は非常にありがたい事だと思います。