1月10日・11日 家元教場レポート

開催場所 |
青山 小原流会館
(〒107-0062 東京都港区南青山5丁目7−17) |
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開催期間 | 2023.01.10 ~ 2024.01.11 |

1月10日・11日が、東京家元教場の新年初稽古となりました。
初日の10日(水)は家元指導日でもありました。
家元指導ということもあり、初日は国内外から多くの方にお申込みいただけました。御参加いただいた皆さま、誠にありがとうございました!
初稽古の「季節の花材テーマ」は「梅」のいけばなでした。
中国には「梅の四貴」という、
梅に四貴あり
若きを貴しとせず 老いたると貴しとす
肥えたるを貴しとせず 痩せたるを貴しとす
開きたるを貴しとせず 含みたるを貴しとす
繁きを貴しとせず 稀なるを貴しとす
肥えたるを貴しとせず 痩せたるを貴しとす
開きたるを貴しとせず 含みたるを貴しとす
繁きを貴しとせず 稀なるを貴しとす
老い痩せおとろえた花芽の少ない梅こそが美しい、という考え方はいけばなでも共通しています。
三世家元小原豊雲による「開花より蕾に風情あるを知れ」 という言葉も、梅に寄せた中国人の考え方に由来しているのかも!?と家元教場担当者は想像しています。
水曜日は家元をはじめ川上先生、白戸先生、木曜日は工藤亜美先生に写景盛花様式本位「梅の一木挿し」を細やかに指導いただきました。
ホワイトボードを使った解説、そしてデモンストレーションを行っているので、「はじめての一木挿し」のお稽古の皆さまはもちろんのこと、既修の方も理解を深めていただけたのではないかと思います。
ホワイトボードを使った解説、そしてデモンストレーションを行っているので、「はじめての一木挿し」のお稽古の皆さまはもちろんのこと、既修の方も理解を深めていただけたのではないかと思います。
本年度も東京家元教場は継続して開催していきますので、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。


