家元が甲南大学で講義を行いました

開催場所 甲南大学
開催期間 2024.11.18 ~ 2024.11.18

11月18日、家元が母校である甲南大学で「伝統文化を学ぶ」の講義を行いました。
様々な伝統文化に携わる甲南大学の卒業生が登壇するプログラムの一環です。

この授業は、日本の伝統文化に関する理解を深め、グローバル社会で活躍する人材として自国の文化を語る為の基礎的素養を養うことを目的としています。

家元が担当する3回の授業のうち、第1回となる今回は、
日本人にとって最も身近な花である「菊」をテーマに、平安時代から現代までの菊との関わりについてお話されました。

菊は供花としてのイメージが強くありますが、1年で最も縁起の良い重陽の節句の象徴であり、秋草の一種としてだけでなく美術工芸品のモチーフとしても親しまれてきました。
また、現代においては、フラワーアレンジメントやモダンなお正月花など、様々な場面で使えるように品種改良されたマム(洋菊)が増えている為、今回はマムを使っての実演も行いました。

学生の皆さんは、家元のお話に集中して耳を傾け、実演の様子に見入っておられました。
講義終了後に家元に熱心に質問をする方もいて、楽しんで頂けた様子でした。
また、講義を聞いた留学生の方から、「今回の講義が有意義な学びになった」というメールも頂きました。ありがとうございました。

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