2022年を祝う小原流お正月花特集!
今回の「小原流の事務局報」では、2022年お正月花を大特集!
全国の様々な場所で、様々なご縁を元に小原流 各支部がいけられた作品をご紹介いたします。
新年を祝う小原流 お正月花の数々をご覧ください。
- ▶いわき支部 上野夕子先生による飲食店へのお正月挿花のご紹介!
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花材:三光松、実南天、ストレチア、アナスタシア、カサブランカ、金銀柳
飲食店からの依頼を受けて、正月花のいけこみをいたしました。年神様が降りてくるよう大きな松を立てました。二枚目の作品はお正月飾りではないのですが、いわき支部70周年記念講習会の花材をリメイクして同じ場所でいけこみをさせていただきました。
(いわき支部研究院講師上野先生のお話し)
- ▶千葉支部の先生方によるお正月花のご紹介!
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1作目は「高根台カルチャーセンター」での、お正月の展示です。
花材:若松、葉牡丹、木瓜、オンシジウム、ドラセナ
いけ手:支部長 小幡春永
いけばな小原流の教室を、こどもいけばな講座を開催しているカルチャーセンターにて展示いたしました。毎年、新しい年の初めに正月花を飾ってほしいとのカルチャーセンターからの要望があるため、今年も飾らせていただきました。小原流の生徒募集につながるよう願いを込めて。一週間の展示であるため、近隣に住む生徒さんにも花の手入れに協力していただきました。現在習われている生徒さんにとっても、作品を見て、目標が持てたようです。
(千葉支部支部長 小幡先生のお話し)
2作目は千葉そごう百貨店「春の院展」での展示作品!
花材:木瓜、小松、百合、オンシジウム、海松
いけ手:支部長 小幡春永
日本美術院展主催の日本画の公募展覧会に、千葉県茶華道協会が千葉そごうより依頼されて、挿花協力をいたしました。小原流からは、松を使っての作品を出品いたしました。日本画といけばなのコラボは来場者に好評でした。PRにつながりますように!
(千葉支部支部長 小幡先生のお話し)
最後の作品は「津田沼カルチャーセンター」でのお正月の展示です。
花材:南天、若松、葉牡丹、百合
いけ手:髙橋豊啓
カルチャーからの依頼で、「難を転じて欲しい」という願いを込めて、南天をいけました。 華やかでとても綺麗という言葉をいただきました。少しでもPRに繋がればと存じます。
(千葉支部 高橋先生のお話し)
- ▶横浜支部による「横浜ベイシェラトンホテル&タワーズ」正月花のいけこみ!
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花材:枝垂れ柳、竹、若松、ドライかすみ草、水引
いけ手:横浜支部
横浜支部では平成21年より毎年お正月に横浜ベイシェラトンホテル&タワーズ正面玄関ロビーに新春を寿ぐ迎え花を挿花しております。令和4年の今年は、枝垂れ柳、竹、若松、ドライかすみ草、水引、お正月飾りなどを使用した作品で、前年の12月27日から1月10日まで華やかなお正月花で新春を彩り、ホテルにご来館のお客様から大変好評をいただきました。成人の日の1月10日は晴着をきた新成人の方とご家族で作品を背景に記念撮影をする、晴れやかな笑顔が大変印象的でした。
(横浜支部支部長 米山先生のお話し)
- ▶小田原支部による「小田原ダイナシティ」への正月花のいけこみ!
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いけ手:小田原支部
お正月花を展示(2021年12月29日~2022年1月4日) 小田原市内にあるショッピングモール・ダイナシティのキャニオンステージにお正月花を飾りました。年末年始、誰にとっても忙しい時期ですが、活け込みや毎日の手直し、あげ花を幹部みんなで協力して毎年行っています。 今年は特に、新型コロナウイルスの感染収束が見通せないままに迎えたお正月でしたが、新春を祝う華やかないけばなをご覧頂き、少しでも元気になっていただければという願いを込めて飾らせていだきました。
(小田原支部支部長 月本先生のお話し)
- ▶南加賀支部 支部長 中惣先生による店舗・事務所挿花のご紹介。
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最初は、ミシュランガイド2021で2つ星! 石川県小松市にある日本料理「つづら」での正月花の挿花です。
いけ手:中惣恭苑
店舗の開店時より挿花させて頂いております。 毎週、大広間・広間・カウンター・茶室の四部屋に、お食事の邪魔にならないよう、またお客様に季節のお花を楽しんで頂けますよう挿花しております。
(南加賀支部支部長 中惣先生のお話し)
続いては、一級建築士事務所「株式会社タフデザインプロダクト金沢事務所」への挿花です。
いけ手:中惣恭苑
モダンな事務所に合うようにお花を選びました。
(南加賀支部支部長 中惣先生のお話し)
- ▶神戸支部 神戸支部参与(前支部長) 芦田豊鈴先生による神戸市役所挿花のご紹介。
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花材:小松、オンシジウム、スイトピー、ラナンキュラス、ドラセナ、紅葉つつじ、銀柳
神戸市茶花道会創設からおよそ100余年。神戸市役所への挿花は、2ヶ月に一回、各流持ち回りで月曜日から金曜日までおこない、小原流神戸支部の茶華道道会の先生方が挿花されています。生け込みの際に、市長さんや、通りすがりの方からお花についてお声かけいただいたりいたします。とても嬉しい時間です。
(神戸支部支部長 芦田先生のお話し)
- ▶奈良支部の先生方による東大寺二月堂お正月花のご紹介。
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花材:五葉松、南天、金銀巻竹、餅花
悠久の歴史、伝統が色濃く残る古都奈良で、1963年(昭和38年) 3月の支部創立以来、東大寺二月堂において、正月花はじめ季節の花を献花奉納しています。
(奈良支部支部長 今西先生のお話し)
- ▶和歌山支部 和歌山支部 支部長 福永先生による店舗挿花のご紹介。
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最初は、和食「梅の花さかい利晶の杜店」への正月花挿花のご紹介です。
花材:松、南天、千両、竹、柳、蘭、百合、その他
花材は、お正月の定番花材(松・南天・千両・竹・柳・蘭・百合その他色々)です。お店の周りを囲むような広い庭には立派な季節の木々や草花(梅・楓・椿・万両など)が植えられており、窓からの眺めも見ごたえのあるもので、その植物と重複しないように花材選びをしています。お店は、大阪・堺市の歴史・文化の魅力を発信する文化施設「さかい利晶の杜」に隣接している店舗です。立地・環境を意識して格調高い設え、コーディネートがなされており、居心地の良い空間とゆったりした時間を提供している場に挿花する事で文学的要素の気づきも多く得られます。個人的なかかわりとしては和歌山からのご縁で堺にも挿花ご依頼を頂きました。当初から20年近く経ちます。
(和歌山支部支部長 福永先生のお話し)
続いては「ロイネットホテル和歌山」でのお正月関連作品の展示です
12月3日~1月15日まで、1階入口のウインドウ展示スペースに造形作品(旧、青年部も一緒に)を展示しました。
(和歌山支部支部長 福永先生のお話し)
2階ミニギャラリーには、「お正月飾りを出してほしい」とホテルから急遽依頼が有り、2日間で6点作成して展示しました。展示期間は12月25日~1月31日まででした。
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